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サイトキャッチャーの評判は?メリット・デメリットを徹底解説|無償譲渡もできる?

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この記事を読んでいるあなたは、

  • サイト売買ってどういうもの?
  • サイトキャッチャーの評判や口コミは?
  • サイトキャッチャーのメリット・デメリットは?

上記のように考えているかもしれません。

今回は、そんなあなたに向けて「サイトキャッチャーの評判やメリット・デメリット」などをサイト売買経験者の私が解説します。

目次

サイト売買サービスの比較

スクロールできます

サイト売買とは

サイト売買とは、企業や個人が運営しているWEBサイトの売買をすることを指します。一種のM&Aに当たります。

売買対象となるWEBサイトには、ブログ、WEBメディア、ECサイトなどさまざまな種類があります。

売買金額が幅広いことも特徴の一つで、個人のブログサイトなどは数万円~数十万程度で売買されていますが、大規模サイトのサイトであれば数億円単位での売買されることもあります。

サイト売買の方法

事業譲渡(図解) 引用:M&Aキャピタルパートナーズ

サイト売買の方法としては、主に①事業譲渡 ②株式譲渡 ③吸収分割の3つの方法があります。

ただ、一般的には①事業譲渡により行われることが多いです。

事業譲渡では、譲渡サイトの事業の権利義務を移転します。

<譲渡対象となる主な権利義務>

  • ドメイン
  • サーバー
  • コンテンツ内容
  • 関連アカウント(アナリティクスなど)

他にもサイト運営に関わる人材や運営ノウハウなども権利譲渡の対象となることがあります。

サイト売買の目的やメリット

サイト売買の目的・メリット

買い手
新規事業
事業の多角化
ノウハウの獲得


売り手
新規事業立ち上げ資金の確保
売却益
収益悪化サイトの処分
運営リソース不足

サイト売買の目的は様々ですが、買い手側の目的は事業の「成長」であることが多いです。売り手側の目的は、資金確保による事業の「成長」または不採算事業の「処分」であることが多いです。

サイトキャッチャーとは

サイトキャッチャーとは、2005年から運営されている日本初のサイト売買サービスです。

現在までのサイトの売買実績は1200件以上売却案件数は6,000件以上と日本トップクラスの規模となっています。

掲載料や着手金は無料で、売買手数料は0〜10%です。このサイトキャッチャーの料金設定が業界のスタンダードとなっています。
他社サービスと比較する際はサイトキャッチャーの料金を基準に比較するのがおすすめです。

■サイトキャッチャーの概要

サービス名サイトキャッチャー
運営会社サイトキャッチャー株式会社
サービス開始時期2005年6月
案件登録数累計330件(2025年2月現在)
案件相場数十万円〜
案件種類WEBサイト、SNSアカウント、ECサイト、ECアカウント
サイト無料査定あり
着手金無料
売主手数料<直接交渉プラン>
無料

<仲介プラン>
5%~10%
(最低成果報酬22万円)
買主手数料<直接交渉プラン>
成約額の3%+税
(最低手数料55,000円) 

<仲介プラン>
5%~10%
(最低成果報酬22万円)
サイト移行代行なし
リーガルサポートあり
契約書作成

2020年からはサイトキャッチャー株式会社が運営していますが、以前はWEBマーケティング会社のFaber Companyが運営していました。

サイトキャッチャーの料金体系

サイトキャッチャーでは、2つの交渉方法があります。

  • 直接交渉プラン:サポートなし
  • 仲介プラン:交渉の仲介サポートあり

直接交渉プランと仲介プランでは、サービス内容が違うため手数料が異なります。

それぞれのプランごとの手数料を見ていきます。

直接交渉プラン

買主の手数料主の手数料
掲載料無料無料
着手金無料無料
売買手数料成約金額の3%
(最低手数料55,000円)
無料
※無償譲渡なら1万円プレゼント

直接交渉プランでは、買主手数料は成約金額の3%売主手数料は無料です。

専門スタッフによるサポートが受けられない分、他社サービスと比べても比較的安い手数料設定となっています。

直接交渉プランを選択し、無償譲渡するとサイトキャッチャー側から1万円もらえるサービスもあります。

仲介プラン

買主の手数料主の手数料
掲載料無料無料
着手金無料無料
売買手数料5〜10%
金額によって変動
(最低手数料10万円)
5〜10%
金額によって変動
(最低手数料10万円)

仲介プランの売買手数料は譲渡金額によって変動します。

成約金額ごとの手数料率は以下の通りです。

成約金額料率
2,000万円以下10%
2,000〜4,000万円9%
4,000~6,000万円8%
6,000~8,000万円7%
8,000~1億円6%
1億円以下5%
(最低手数料)10万円

成約金額が2,000万円以下は手数料率10%です。

サイトキャッチャーの案件の9割以上が2,000万円以下なので、大半の方は10%の手数料が適用されることになります

さらに10万円の成功報酬がかかるので、少額取引だとかなり割高になってしまいます。

500万円のサイトを売却した場合の手数料額は以下は以下の通りです。

100万円以下のサイトを売却する場合は、ラッコM&Aなどの最低手数料が安くサポートが手厚いサイト売買サービスを選ぶことをおすすめします。

他のサイト売買サービスの手数料比較

サービス名買主の手数料売主の手数料
サイトキャッチャー
<直接交渉プラン>
成約額の3%+税
(最低手数料55,000円) 

<仲介プラン>
5%~10%
(最低成果報酬22万円)
<直接交渉プラン>
無料


<仲介プラン>
5%~10%
(最低成果報酬22万円)
ラッコM&A
成約額の5%
(最低55,000円/税込)
無料
ラッコマーケット
無料売主料金:成約金額の20%
※掲載金額制限1〜50万円

サイトキャッチャーの直接交渉プランの手数料は安いですが、仲介プランの手数料は実質10%で、10万円の成果報酬も別途必要なためあまり安いとは言えません。

サイト売買サービスで一番有名なラッコM&Aでは、売主の手数料が無料です。また、同じ運営会社が提供している小規模サイト向けのラッコマーケットでは買主手数料が無料です。

手数料をできるだけ抑えてサイト売買をしたい方はこの2社のどちらかをおすすめします。

サイトキャッチャーのメリット・特徴

  • WEBサイト以外も売買できる
  • 長期の運営実績
  • 無償譲渡案件がある

WEBサイト以外も売買できる

サイトキャッチャーではWEBサイト以外も売買できます。

<取扱い案件種類>

  • WEBサイト
  • ECサイト
  • ECアカウント
  • SNSアカウント
  • 事業譲渡

このように、サイトキャッチャーでは、ECサイトやYoutubeやインスタなどのSNSアカウントも取り扱っています。

また、事業譲渡にも対応していますが、サイト売買サービスの中ではかなり珍しいです。

取り扱っている案件種類が多いのは、事業譲渡やアカウント売買などにも挑戦したい方にはおすすめできるポイントですね。

サイトキャッチャーではアダルト系のジャンルは取り扱っていないのでご注意ください。他のサイト売買サービスでもアダルト系は取引できないことがほとんどです。

長期の運営実績

2005年から現在までの累計案件数は6,000件以上とサイト売買サービスの中でもトップクラスの多さです。過去に販売された案件も閲覧できるので、案件相場を調べたり、案件を探したりするだけでも価値はあります。

1,200件以上の販売実績もあることから、仲介プランではサイト売買のノウハウを活かしたアドバイスを受けることができます。

無償譲渡案件がある

サイトキャッチャーでは、無償譲渡案件の取り扱いがあります。

無償譲渡案件とは、名前の通りで0円で譲渡される案件のことで、手数料10万円のみの支払いでサイトを購入することができます。

売却側はサイトキャッチャーから1万円をもらうことができ、winwinの取引が可能です。

稀に利益が上がっている案件でも無償譲渡されていることがあるので要チェックです。

サイトキャッチャーの無償譲渡案件はこちら

サイトキャッチャーのデメリット・注意点

  • 小規模サイトの売買に向かない
  • サイトの売買案件が少ない

小規模サイトの売買に向かない

サイトキャッチャーは小規模サイトの売買には向いていません。

理由は以下の2つです。

  • 手数料が割高になる
  • 100万円以下のサイトは売れていない。

サイトキャッチャーの仲介プランを選んだ場合、最低手数料が10万円かかります。

そのため例えば、50万円のサイトの売却した場合、実質手数料率20%とかなり割高になります。

また、サイトキャッチャーでは100万円以下のサイト売買案件がほとんどなく、100万円以下のサイト売買実績も非常に少ないです。

小規模サイトの売買には、ラッコM&Aやラッコマーケットを使うことをおすすめします。

サイトの売買案件が少ない

サイトキャッチャーの直近1ヶ月間の案件数は25件で、サイト売買案件に限ると11件のみでした。(2025年2月実績)

サイトキャッチャーはサイト売買サービスではありますが、事業譲渡案件が多い印象です。

サイト売買に関しても事業色が強めの案件が多く、ブログなどの案件は少なめです。

サイトキャッチャーの口コミ・評判

サイトキャッチャーを実際に利用しているユーザーの口コミ・評判を集めました。

売却した方と購入した方のどちらの口コミも集めているので参考になれば幸いです。

サイトキャッチャーの良い評判

サイトキャッチャーの良い評判をXから抜粋しました。

※サイトキャッチャーに関する最近の投稿はなく、数年前のXの投稿を抜粋しているのでご了承ください。

要約すると「売り上げがなくても売れた」や「手数料が安い」という内容の投稿でした。

サイトキャッチャーの悪い評判

サイトキャッチャーの悪い評判をXから抜粋しました。

サイトキャッチャーは営業活動に積極的なようで、スパムメールがきついという投稿がありました。

実際X上でも、サイトキャッチャーの担当者が他ユーザーに対して営業活動を行っているのが確認できました。営業されるのが好きではない方は少し注意した方がいいかもしれませんね。

サイトキャッチャーの売却事例

サイトキャッチャーの売却事例をここでは2つ紹介します。

  1. メディアサイトの売却案件(550万円)
  2. ECサイトの売却案件(600万円)

これらの案件は一例に過ぎませんが、なんとなくの相場感を掴んでいただけると思います。

1.注文住宅のメディアサイト

案件名注文住宅の見積もりサービスのメディアサイト
種別WEBサイト(WEBメディア)
カテゴリ不動産
収益モデルアフィリエイト広告
運営開始時期2024年1月
売却時期2024年12月
月間利益約8.7万円
月間PV約2.6万PV
売却価格550万円

年間利回りは18%しかなく相場よりもかなり高めで売却できています。ASPから特別単価、外注ライターが記事を作成する仕組み化もできているなどの点が評価されたと考えられます。

注文住宅の見積もりサービスということで、住宅関連企業が購入しているのかもしれません。「企業が運営しやすいサイト」は買い手が個人ではなく企業になりやすいので高く成約する傾向にあります。

2.ポケモンカードのオリパの販売サイト

案件名バブル市場ポケモンカードオリパBASEサイト
種別ECサイト
カテゴリゲーム/漫画
収益モデル販売
運営開始時期2024年3月
売却時期2025年1月
月間利益83万円
総フォロワー5000人以上
売却価格600万円

サイトキャッチャーでは、ECサイトやアカウントの売買にも対応しています。

ここで取り上げたのは、ポケモンカードのオリパを販売するECサイトと付随するXアカウントの売却案件です。

オリパ:カードをランダムに封入したパックのこと

運営ノウハウや顧客データも譲渡するという内容で、売り上げも上昇傾向にある点が評価されています。

ただ、古物商許可証がなければ運営できないため、若干ハードルが高い案件です。そのため、年間利回りは166%となっています。

サイトキャッチャーのよくある質問

サイトキャッチャーは個人でも利用できますか?

サイトキャッチャーは個人でも売買できます。

会員登録の際は「個人事業主」を選択してください。

サイトキャッチャーのサポートの営業時間は?

9時〜19時(月〜土)です。

未公開案件はありますか?

最大数億円規模の未公開案件があります。サイトキャッチャーのコンサルタントが仲介するプレミアムプランでのみの提供になります。

交渉申込をしたら契約する必要がありますか?

交渉申込をしても条件に合意できなければ契約する必要はありません。

まとめ

今回はサイトキャッチャーの評判やメリット・デメリットなどについて解説しました。

日本で初めてサイト売買サービスをスタートさせ、「サイト売買」という新しい業界を切り拓いた実績豊富なサイトであることがわかっていただけたと思います。

少しでもこの記事が参考になれば嬉しいです。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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